ここひと月は特に、コロナウィルス感染症による緊急事態宣言の中、皆さんも車両運行の他、自身の感染防止にお疲れのことと思います。

燃料供給は生活物資と同様に人々の生活に不可欠なものですから、継続したエネルギー供給が求められています。

我々のエネルギー供給という社会貢献をしつつも、引き続き感染防止対策を怠らずに業務に従事してください。

ここの会社でも、月水金は三石が配車。火木土は社長が配車と事務所を2グループに分けてお仕事をしています。

我々の生活環境を守るためにも事務所に入室する際はうがい、手洗い、マスクの着用を徹底してください。

自分はかからないじゃなくて、すでにウィルスを保有してしまっている。人に移してはいけないと思って行動しましょう。

 

さて、5月分の安全会議ですが、安全も大切なのですが、我々の気持ちも大切ですので、心、感情を豊かに、積極的に人生を楽しもうという目的でお話を展開します。

 

リカレント教育というものがあるのですけど、(繰り返し、循環)

皆さん聞いたことはありますか?

 

中学高校、大学と学びをしてきて、就職して。

戦後、行動経済成長と時代が進み、終身雇用というものが当たり前ではなくなってきています。

ここ十数年と大手企業であっても事業継続ができない事案も発生していました。

このコロナウィルスについても、これから事業縮小、倒産等によって職を求める人が出てくることと思います。

前回に人生100年という言葉も出しましたが、これからいう話は再就職してくださーい。って言ってるわけじゃないですからね。

勘違いしないでくださいね。

ずーっと会社にいてください。

 

 

平均寿命も延びて、自分の選択した最初の職業に固執することなく、自由なライフスタイルを求める人が増えてきました。

皆さんの中の価値観が生理欲求、生活の安定欲求、社会との所属欲求を超えて、労働人口の大半が承認ややりがい、という生き方に価値観を見出す人が増えてきたのだと思います。

食い物、金、物も大切なのだけど、自分の生き方に着目する。

自分の人生は自分のものだから、より楽しく、より豊かになれるように。

自分の人生を豊かにするための手段として自らの選択肢を増やしてねって話です。

それが、このリカレント教育です。

 

日本には社会保障というものがあるから、憲法25条の生存権を目的にした法律とかで、文化的な最低限度の生活はできるようになっています。

ただ、あくまでも最低限度ですから、不測の事態に対してセーフティネットがあることは喜ばしい事なんだけど、その恩恵に預かるのではなくて、より豊かな生活、幸せな人生を送るために、何をすべきかなって。

 

会社の利益を最大化しようといったときも、不測の事態が無く、何事もなければそれでよいのだけど、何かがあったときに、あーしておけば良かった、コーしておけばよかったと後悔しないためにお話をしたわけなのですが、『会社』があることはとても大切なのだけど、そこで働いている、皆が幸せになれなくては本末転倒というか、社会に貢献しているはずなのに幸せになれないのは寂しいです。

会社も幸せ、そこで働く皆も幸せであるために、何かしましょうよ。

後悔しないために。

 

三石、知っているんですよ。

運転手をしていた人で、病気で運転手ができなくなって苦労した人を。

皆の周りでもいませんか?仲間の中にも体を壊して、運転手ができなくなったとか、事故を惹起して事務職になった人とか。

 

自分だけは大丈夫って、健康にも気を付けている人、いるだろうけど。

何もなければそれでいいし、もう十分すぎるほどに幸せだよ。

もうこれ以上望んだら罰が当たるよっていう人は聞き流してください。

 

でも、もう少し人生を楽しみたいとか、このまま定年まで過ごすのは嫌だとか、つまんないな。まだ何かできることがあるのじゃないかとか、このまま終わりたくない、何かをしたいって人。

いいんですよ。

悪いことしてるわけじゃないんだから。

幸福追求権ってあるの。

人は、幸せを追求していいんです。

 

他人の人権を侵害しなければ、公序良俗に反しなければ。

三石は欲の塊だから、前の職場でも定年まで働いて、住宅ローンを払って、これで人生が終わるのかーって思ったら、つまらないなって感じていました。

子供によりよい教育をと考えて、子供にお金を使うもの良いと思います。

ただ、今の時代は知ることがとても容易になって、知らないでいることはもったいないと思うようになりました。

皆さんの持っているスマホ、ケータイ、世界中のことを調べることができますよね。

小さな端末だけど、世界とつながっている世界図書館です。

ガセネタや、知ったかぶりの誤った情報もあるので、うのみにはできないから、その情報の根拠を調べたり、他の視点での回答を探したり。

多数の人が誤っていることもあるから、よく注意して調べてください。

 

うちの社長はね、皆さんも御存知の通り、慶応の経済の出身ですから『知らないこと以外は何でも知っている』と言ってます。

頼もしいですね。

 

我々は学生の時に道徳として人の選択基準の教育をされてきましたが、迷惑をかけないことは当たり前のことです。

子供でも知っています。

人に迷惑を掛けずに、当たり前のことをしつつも、自分の欲求も満たす。

 

その欲求は人それぞれの価値観なんだけど、明日食べるものにも困っている環境の人からしたら、なりたい自分、あれをしたい、これをしたい。の前に生活の安定を望むわけですけど、幸いにも我々は、生理、生存の欲求は満たされていると思っていますので、その次のステップ。

所属感と承認欲求を求めている人が多いのではないかなって思います。

 

いつまでも少年のような気持ちのままでいることは素晴らしいんだけど、事理弁識能力が十分に備わっていない子供の用にしていることは、現実を無視していることにもなりかねないですから。

何も考えないのは勿体ない。

さらには慎重なところもあるべきですけど、自分の心にブレーキをかけて、何にも挑戦をしないこというのも勿体ないですよ。

 

モノを知るっていうのはお金のかかるものが大半ですので、無料というわけにはいかないけれども、事業主の支払っている雇用保険を使って、教育訓練給付制度というものを利用する。

学びのきっかけにしてみるなど、どうでしょう。

特定の学びに対して、そのかかった金額の2割が戻ってくる。

ゼロよりはね、取り組みやすいかなと。

 

G・Wをステイ週間にしようって発信がありますけど、この期間を考える期間、考えたことを始める時期にしてみませんか?

 

今更始めたって。と思う人や、俺なんか無理だよっていう人も、何かのゲームで、複雑なコマンド入力をして必殺技を出せたりしていませんか?

誰でも最初は失敗はするかもしれんけど、何回かやっていくうちにできるようになって、できるのが当たり前になる。

 

不思議な感覚になりますよ。

恥ずかしいけど、魔法使いのように感じる時があります。

『これこれ、こういう状況だったら、こういう効果が発生する』っていうのは、まさしくTVゲームの世界の話じゃないですか?

リアルの世界で魔法みたいなことができる。

脳内お花畑に聞こえちゃうかもしれないけど、本当の話ですよ。

 

 

以前の自分は皆とスタート位置が違う気がして不公平だっていう不満があって競争する気にもなれなかったです。

その点、うちの奥さんは自分で頑張れる人だったので、素晴らしいね。

彼女みたいな考えを持てていたら、人生違ったと思うんだけど、まぁ、しょうがない。

 

自分の限界とかを知るのが嫌で、挑戦をしてきませんでした。

本気になって失敗するのがみっともないと思って逃げてばっかりでした。

10代のときに危険物乙種4類を無理やり取りに行かされるんだけど、持ってたら自慢できるかなとか、不純な動機で勉強をしたくらいで、接客という職業以外では何にも挑戦はしませんでした。

ガソリンスタンドに勤めていた時には、このまま年を取ってもスタンドの現場で働くのだろうか?

将来、管理監督者として地域の店舗を統括するようになるのは、大卒の人間であって自分ではないと危惧したし、このまま定年まで働いて人生を終えるのかなって思うこともありました。

 

販売では負けないと思っていても、実績だけでは評価されない、その実績を評価してくれる環境とか、仕組みがないと無理なんだと知って人生くそったれって思ってました。

 

 

皆さんが、この会社で定年まで勤めあげることはとても尊いことだと思います。

決して転職しろとか、フリーランスになれとか、労働組合を作れと言っているわけでもないのです。

知識を得て、権利を行使したくなるのは当然のことですから、学ぶことで、これから面倒くさい人が出てくるかもしれないけど、大丈夫です。うちの事務所は。誠実に答えますから。

 

権利があれば、義務もあるわけで、権利の主張をするのは義務を履行しなくてはならないのだけど、これが結果的に自分の首をしめることにもなるわけなので、慎重にやらないといけない。

大変ですよ。労働組合を存続させることって。

一定期間のうちに皆で集まって意見の集約をして会社に対して団体交渉をする。

独裁じゃダメなんです。

そして、矛盾をなくすために組合員の口を塞がないといけない。

不用意な発信はさせちゃいけない。

不用意な発言を奇貨として、『だってこういったよねー』って、労働条件や環境を変えさせられちゃう恐れがある。

 

それ以外、何だっていいんですよ。ユーキャンとかインターネット上での通信教育とか。

何かしらの自己啓発本を読んでみるとか。

 

生まれてから、死ぬまでの、体験はすべて自分だけのモノ。

物心ついてからの、ましてや成人してからの自分の利益不利益は、すべて自分のモノ。

すべて自分の選択の結果。

自分のまいた種に花が咲いたんです。

このコロナ騒動もそう。

不幸にして感染してしまったことは気の毒なことですが、感染に対する予防が足りない、

自分だけは大丈夫、感染しないと楽観していたのではないか?

仕事をしなければ生きていけないではないか?

その仕事を選んだのは誰ですか?

自分ですよね。

 

 

社会情勢がどうのこうのといっても、それに対して準備をしていたのか、準備をしないことを選んだのも自分。

 

成人病とかで健康を害したのも自分の選択によるものですよね。

常日頃から食生活、運動、学びの積み重ねが今になっている。

天才も何もしなければ凡人に、凡人も修行すれば、、、ソコソコになれると思うんですよね。

 

これから学びをしていく上で、お前には無理だよ、やめとけとか偉そうに言う人がいるかもしれないけど、その人はきっと叶えていないと思います。

その事柄に対して挫折したんだと思います。諦めたんだと思います。

 

かなえた人は、『大変かもしれないけど、頑張ってね』といいます。

 

だから、自由に遠慮せずに。

人の目を気にせずに。

ただ他人の人権は侵害しないように。

 

というところで、今日のお話を終えようと思います。

 

この思いが、翌日以降に続くように、寝る前にこんな話があったなと思い返してもらえればと思うのですが、刺激がないとね、人間は忘れてしまいます。

 

翌日に、できればその日のうちに、何かしらの思いを現実にするための手段を探してもらえたら、これ、お風呂がいいです。

湯につかり、身を清めて明日への再生の準備をするときに、何がしたいか、どうありたいか、『世の中の仕組みを知りたい』でもいいと思います。

経済のことなら、うちの社長が教えてくれます。

年長者が知っていそうなことは午後のスタッフに。

 

これらのことを寝て、起きたときに思い返せるようにメモ書きを残しておいてもらえたらと思います。

 

今日の話が何かのきっかけになったらうれしいです。
 
 

2020.5 主体的ってなんだよって話

 

今回のテーマは主体的に考えようというお話で展開します。

 

前回はやる気スイッチという言葉を使って、欲求と動機、価値観、習慣の変化の話をしました。

 

そのほかに動機があっても行動を移す時に人の目が気になる。や、どう思われているのかな?という人からの影響を気にしてしまうときには、課題の分離が有効だよっとも話しました。

そして、人の反応に過敏になりすぎることは勿体ないと思うよと伝えました。

 

今回のテーマで主体的を選んだのは、思う気持ちを積極的に使うについて伝えたられたらなぁと考えたからです。

 

我々人間は日常の生活を集団化して行っていると幾度と伝えてきました。

人間はこの地球上に70億人以上もいるそうですので、希少性が高いか?と言われると答えに詰まることもあると思いますが、他の生物との違いからか、万物の霊長と呼ばれることもあります。

 

哺乳類では他に、サル、イヌネコ、イルカ、クジラと幾種かありますが、この万物の霊長の所以たるは、思い、考え、選択することができることであると何人もの哲学者が言っております。

そして、思い、考え、選択する行為の延長線上に言葉があって、人間社会が長く続いているのかなと。

しかしながら生まれる環境は選べませんので、今ある与えられた環境でできる事を思い考えることとなりますが、この考える、思う事、喋ることは一定の能力があれば行うことは可能です。

また、この考える、思うという行為は今日の日本では憲法に自由であると明記されています。

思想良心の自由

ですので、自分で考える、想像する、そして創造することは人に迷惑を掛けなければしても良いと考えます。

反射的にすることは別として(緊急避難、正当防衛)自分の考えを思い描いて行動に移すことのありがたさ。この行為を人に任せてしまうことは自分の考え、したい事、なりたい自分を放棄してしまっていることにならないですか?

人の考えに動かされているわけですから。

ではこの主体的に考える行為を具体的に日常の出来事に置き換えてみましょう。

思い考え選択することは、伝え聞いた事実を身に着けることにもなります。

危険だよ、ヒヤリとしたよという事柄を、皆に伝え予防すること、聞いた内容がいざ自分の身に降りかかってきたときに自分はどうなってしますのか?結果を考える事。

そんな未来の自分の姿を予想すること。

イヌネコにはできないですね。きっと。