指定難病医療費助成と生活保護・相続支援

 

 助けて欲しいと思ったこと

・指定難病医療費助成申請

・生活保護等を含む就業困難時の選択

・遺産相続と贈与契約。
・安全教育の在り方
・労働契約、安全配慮義務、使用者責任

・相続関係図・遺産分割協議書の作成

 
 
指定難病医療費助成申請
 
自分が頑張ればなんとかなる。と思っていて、
 
前職でも溜まった仕事があったとしても残業をすればなんとかなった。
 
睡眠不足であろうと、日曜日に休めば、まだ頑張れる。と思い続けてきたけれど、、、、。
 
平成16年の3月初旬。
 
潰瘍性大腸炎でした。
 
今では珍しくもないこの病気も当時はまだ6万人ほどが発症されているとされる程度の病気でした。
 
平成16年の春に痔になっていました。
 
初めてのことではなかったので、医者にもらった薬を使い、そのうちに治るだろうと。
 
運転をする仕事だったので回復が遅れやすいのかな?
 
痔の治療を半年も続けていたが一向に回復しないまま、眠気を我慢するとお腹が痛くなるようになりました。
 
当時27歳。体力があった若い頃だったために少しくらいの体調不良も我慢。
 
そのうちに渋り腹と呼ばれる状態になる。
 
急に襲ってくる腹痛。便意を感じ用便を足そうとするが、痛みだけ、もしくは細い便だけ。
 
(↑腸が腫れている為に便が細くなる)
 
出先では必ずトイレのある場所を確認するようになりました。
 
移動中も、どこであればトイレに立ち寄れるかを考えるようになりました。
 
それでも渋滞時の腹痛が困る。
 
大型トレーラーでの移動なので駐車できる場所がない。
 
路肩に寄せるにしても、スペースの確保が難しい。
 
漏らしてしまうのではないかと思うほどに強烈な腹痛。
 
その頃の痔は、血の下痢になっていました。
 
単独での充填作業中にも腹痛を感じ、トイレへ。
 
作業が滞った職場では、同僚がトイレに行ってしまった自分の車に充填をしてくれました。
 
同僚に相談すると「みっちゃん、痔で下痢にはならないよ」「おかしいよ」と口々に。
 
血の下痢になるようになって、同僚たちも只事ではないと気になっていたんでしょうね。
 
当時通っていた医者にさらなる痔の治療を要求し、硬化療法なる施術の直後でも血が止まらない。
施術をした医者に、「もしかしたら潰瘍性大腸炎かもしれないから様子を見ましょう」と提案されたが、
体力的にも限界を感じていたために大学病院への紹介を求める。
 
痔の治療中に戸建てを購入していたのだか、幸いにして新居のすぐ近く、車で5分の大学病院を紹介された。
 
予約もなしに紹介状を持って緊急外来を受診。
 
大学病院の医者も症状の観察が必要らしく、輸液を行いつつも緊急外来のベッドで安静に。
 
輸液中にも便意があり、使用後の便器には赤い鮮血というよりも、泥のような粘血便と水に沈むわずかな残渣。
 
残渣から溶け出る血は、同じ病気の罹患者なら見覚えがあると思う。
 
輸液中の短時間に何度も用便に駆け込む姿に只事ではないと感じたのか、入院を勧めてくれた。
 
腸の蠕動運動にすら殴られたような痛みが続き、僅かな痛みの引いた瞬間にまどろむ。
 
束の間の睡眠も、痛みと便意で起きることに。
 
ろくに食事も取れなくなっていたので、入院をするときには直立した姿勢を維持する事も出来ないほどに体力は失われていました。
 
 
・入院中、1か月の禁食&ステロイド大量投与
   
・退院後も寛解、再発の繰り返し
     
ステロイドで免疫を抑制し、かつ不織布マスクを常に使用することで感染症に備える生活を続けてきました。
 
寛解、再発を繰り返し、数年ののちに病気を理由にタンクローリーの運転手を退職。
 
その後、治療方法も多様になり、寛解状態を維持することができるようになりました。
 
運行管理者としての就職が叶い、傷病手当金の受給はしていましたが、失業給付や生活保護申請をすることもなく生活の安定を確保することができました。
 
就職活動をしても、病気療養中の人間を雇ってくれるお人好しな会社はなかなかありません。
 
今の社会保障の充実した日本でなければ、今の自分はないと思います。
 
自分の場合は幸いにして就職をすることができましたが、運行管理者等の資格もない、経験もないの条件であったなら一体どうなっていたのだろう。 
 
資格は大事だなと痛感。
 
病気に限らず、様々な理由で離職を余儀なくされたときに、御縁に恵まれるとも限りません。
 
治療に専念するために必要があれば当事務所を頼ってください。
 
生活保護申請を一人で行くことに抵抗があるならば、当職が同行します。
 
保護を受けたいとは、なかなか言いづらいと思われます。
勇気を振り絞って相談を受けたにも関わらず、申請を受け付けてもらえないことへの恐れ。
申請時に本職がいるにもかかわらず、申請が受理されないことはあり得ません。
 
保護申請の際に使えるものは行政書士でもなんでも使いましょう。
生活保護の受給申請はあなたの権利ですから。
 

遺産相続と贈与契約

 
相続人同士で決めた相続の内容を文書化いたします。 遺産分割協議書と呼ばれます。
 
法定相続分を超えた範囲であっても当事者同士で協議を行うことで、任意に相続の内容を決めることが出来ます。
 
法律上の親子関係がない者であっても被相続人の生前に養子縁組を行うことで相続人となることも可能です。
 
相続権の無い者が故人の動産などを処分する際は権限ある者からの委任状や、相続人からの贈与証書を作成することで紛争の防止につながります。
 
高額な査定が見込まれる自動車の処分、受取名義人が逝去されている保険金、ペットへの遺贈についても
 
御相談に対応いたします。
 
対応に困った際は当事務所まで。
 
 


    安全教育の在り方

 
労働契約、安全配慮義務、使用者責任
 
定期の安全教育を環境に合わせて、レクチャーをしています。
他業種からの転職や復職などであっても相応な教育が必要なのは周知の通りです。
知っていれば防げる事故や、注意をしていたら起きなかったかもしれない、そんな『不可抗力ではない事故』が起きてしまった。
そうなる前にやってみて欲しいことがあります。
 
『うっかり』『気付かなかった』『言われてなかったから』を『重大な過失』をすることなく、『高い注意義務』を持てるまで意識付けを行い、『結果発生の予見』をする、『未然防止の可能性』を軽視させない。
 
従業者が自分の行為の結果を予見して、未然に防止できる可能性があるのかを考え、義務に対して誠実に取り組む意識、それが自分の義務なのだと思えること。
 
元運転手だったから思う従業者の記憶に残る安全教育で事故の予防に役立てください。
 
 

 相続関係図、遺産分割協議書の作成

 
法定相続人の特定、相続人間での遺産分割協議、相続権のない縁故者(内縁関係や連れ子)の立ち位置。
本人になり替わって直接交渉が出来るのは弁護士。
弁護士法72条に違反しない程度の世間一般的な法知識として「一般的にはこういう方法があるよ」と教えてくれる人が近くにいたら、、、、。